台湾旅行 ２

４月１３日

亜熱帯地方のはずなのに、寒い....... 日本と変わらない服装でよかった。

屋内はどこも冷やすので、この日はカイロまで使いましたよ。防寒対策しててよかった。

滞在ホテルはアンバサダーホテルで、きれいだし、朝食もおいしかったですよ。

さて、本命の故宮博物院へ。地下鉄でスイカカードみたいのを買うと地下鉄バス乗り放題。

５００元ですから、１４００円くらい？後で返金もしてくれます。

４駅先の士林駅で降りて、バスで１０分くらい？丘の上に白亜の建物が見えました。

ここか〜と思って入るや否や、中国人観光客に巻き込まれてアタフタ噂には聞いてましたが...

160元払って入場。１００元でオーディオガイド借りましたが、意味ないです。

「見たままやん」な説明しかしませんので。

それにしても、「美術家連盟会員カード」が使えないなんてショックでしたね。

メジャーなミュージアムならイケルと思ったんですが。

日本の美術館でもほとんど使えないので.....唸る

今回は蘇漢臣の「秋庭戯嬰」と彼の作だろうといわれる「冬日嬰戯」が出品されてました。

さすがに見入っちゃうくらい達者で丁寧。品があるしなぁ。

中国絵画には子供の絵が結構あると思いますが、お国柄なんですかね？

やっぱり宋の時代の作品がいいです。

しかし、書画もいいですけど、玉のコレクションに想定外にうっとりなってしまいました。

精緻な造りに目が釘付けになって、物語が聞こえてきそうでしたよ

図版を買ってしまいました。ここには質が良く、日本語訳の図版が揃っているので、

関係者は嬉しいんじゃないですかね。

筆立てもキュート

青銅器も紀元前何千年でこのクオリティの高さ...。と、唸り通しです。

これは、一度ハマると調べたくて仕方なくなってしまいますね。

研究者にとっては宝の山かと思います。

観光客にとっては...ですね。中国人観光客の騒がしさには閉口してしまいましたが、

日本人のおばちゃん達も係の人に注意されてたから、どこも同じですね。

施設内のレストランで昼食　ここの前に行こうとしたレストランも閉店してました。

台湾、大丈夫なのか...

館内はそこまで広くないので、全部見れたと思います。

ただ、出てるのが全てではないですからね〜。

死ぬまでに范寛とか郭煕や巨然の絵をみたいです。

今年は台湾建国１００周年らしいので、秋にいいのが出るのではないか？

との噂です。

すいません。故宮より反対側にあった、崩れそうな否風格のある

建物の方が気になってしまって...