イタリア旅行 続2日目 [旅行]
ビエンナーレ会場を一通り観た後、今度は島中にある各国の展示場を回ります。
その中の一つ、リトアニア館。
迷いつつ辿り着いた所は、家が立ち並ぶ先にフワッと空間が開けた、
小さな広場にポツンとありました。古い小さな教会のような建物でした。
1階は何もなくて、階段を上った2階が展示室です。ガランと広い空間に
男女2人のスタッフ。
先客の座るソファの前に、何点かの作品。
奥に白いカーテンが垂れ下がってて、その後ろにたぁくさんの作品。
「?」
なんだろう。ここは単なる作品倉庫?
とりあえず座って、目の前に置いてある作品を眺めていると、
女性スタッフが声をかけてくれた。
ここに置いてあるカタログから作品を選んでください。その作品を出しますから。
って感じのことを言われた。
なるほど、目の前にある作品も、今までの来館者が選んだものだったんだ。
だからいろんな種類の作品がその作品同士の意図とは全く関係なく並んでいるわけ。
なので、その日その日で全く違う空間を作り出している。
ではさっそくセレクト。とはいえ、とってもとっても分厚いカタログなんですよ!!
目を通すだけで大変!
まったく勘で選んで持ってきてもらう。
男性スタッフが、白いカーテンの奥から作品を出してきます。
出されてきてその作品を眺める。
........これ、結構緊張しますよ。自分の眼を試されてるような気がします!
私が選んだ2対の版画作品 心象風景なのかな
友達が選んだ作品
先客のマダムが選んでいった作品。なかなかおもしろいではありませんか?
このリトアニア館のタイトル「Behind The White Curtain」
特別表彰されています。
展示されているものをなんの疑いもなく眺めていることに慣れていると、
この展示で見方が変わってきますね。
見る側にも責任を感じてしまいました。
ちなみに、この展示は変化するので、1日ごとに記録しているらしいです。
最後にどんな記録集になるのか、見てみたいところです。
continua
2011-09-25 15:21
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