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イタリア旅行 最後の晩餐 [旅行]



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cenacolo vinciano



14:00 サンタマリアデルグラツィエ教会 (Chiesa di Santa Maria delle Grazie)

やっと、念願の最後の晩餐を観ることができる。
ダヴィンチが描いた「最後の晩餐」は、イタリア語だとCenacolo Vincianoというらしいです。

20分前には来ないと、予約キャンセルしちゃうわよ!ってあったのに、
前日に観に行った友達は5分前でも全然平気だったと言っていました。そんなものか.......

3重くらいのガラスの扉を経て、描かれているお部屋に入ります。
まるで、ケージから放されたネズミ状態。
そのお部屋、元は食堂だったのですけど、想像以上に広かったです。
よって、絵も大きかった。
何百年も経てますから、損傷は仕方のないことですけれど、ダヴィンチ特有の優美さと力強さを
十分に感じることができます。実際は、もっと白っぽいです。
それにしても、それぞれの表情の多彩なことといったら!話し声が聞こえてきそうじゃないですか?
ダヴィンチの観察眼が生かされてるんでしょうね。
キリストが、みんなの前でいきなり「この中に裏切り者がいる」と言い放った直後の
衝撃と困惑を、このたった1枚の絵だけで表現できている.......


また、G.ヴァザーリ「美術家列伝」によると、

「キリストの頭部は未完成にした。キリストのイメージに要求される、かの天界の神聖さを与えることなど
できないと考えた。」
「キリストの頭部は、それを地上で探したくはなく、あまり考えることもできないので、
イマジネーションの中でその美しさや天の優雅さを自分には把握できるように思われるが、
それは、神聖な頭部であらねばならない。」

ダヴィンチも頭抱えたでしょうね。
ユダの頭についても「史上最悪の残忍な魂」を表現するのに
そうとう悩んだらしいですが、そちらはどうにかできたらしいです。

もっと頭観とけばよかった!!予習が足りなかった........


この教会自体も素晴らしいですよ。中庭が有名です。
ミラノの教会、なぜかお昼休みがすごく長いですから(12時に閉まって、次3時ね...みたいに)
確認して行った方がいいですよ。


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Chiesa di Santa Maria delle Grazie


ミラノの守護聖人を祭ったサンタンブロージョ教会を訪れた後、お城の公園に行きました。
夏休みだからなのか、たくさんの人が集っていました。
日光浴、みんな大好きなのね。日本とは真逆の、日焼け万歳!状態。
確かに日に焼けていた方が、オシャレに見えましたね。日焼け対策している自分がバカらしくなってしまいました。
ノースリーブのワンピース着て、スタスタ歩きたい!
ミラノはおじちゃん達が元気で、公園で集まって太鼓たたいてましたよ。
すごく楽しそうだった!


continua


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コメント 3

yurimakko

最後の晩餐、よかったね〜。

教会も見たかった!
by yurimakko (2011-09-17 14:49) 

ミナ

リー先生!見ましたよこの教会!!
by ミナ (2011-09-17 23:01) 

yurimakko

あれ?晩餐ところの教会だよね。
見たっけ…忘れてしまった…!
あの石がひんやり気持ちよい、かえるの噴水?のある中庭があったところか?(中庭しか覚えてないかも…)
by yurimakko (2011-09-18 19:54) 

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