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京都奈良旅行・京都1日目 [旅行]



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3年ぶりの京都です。
今回は、京都国立博物館で開催されている
狩野山楽山雪展を見るためにやってきました。
加えて、奈良国立博物館でも
当麻寺展が開催されているので、
これは行くでしょ!ってことで、
飛んで行きました。

4月17日 新横浜8:29発 のぞみ32号
京都まではあっという間ですね!
10:30には到着して、まず駅のロッカーに
荷物を預けて身軽に!
今回は歩いて巡ろうと決めていました。
私にはiphoneというナビがあるから大丈夫。

お目当ての京都国立博物館は駅から歩いても
20分ほどで着きます。
京都タワー横の烏丸通を北上し、
烏丸七条の信号を右折してひたすら
歩けば着きます。
突き当りは等伯の障壁画で有名な智積院ですね。



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以前来た時は狩野永徳展でした。
今回は永徳を引き継いでいった
山楽山雪の展示です。
ワクワクしてきました。

展示は大部分が山雪でした。
永徳の時も圧倒されましたが、
山雪の多彩さに目を見張るばかりで、
あっという間に3時間経ちました。
どうすごいって、説明できない。
とりあえず見て欲しい!!と願うばかりです。
この展示は京都のみなので、できるならば出かけて欲しいです。

山雪はきっと人間的にも魅力があったに違いない。
そして京狩野の生き残りをかけて、
山楽は山雪にすべてをかけたんだろうな。。。
などと勝手に妄想しておりました。
それから金銀泥の使い方が勉強になりました。

大好きな雪汀水禽図屏風、メトロポリタンの老梅図
お茶目な猿猴図もいいけど、
墨と金泥だけで表された
枯れ木に鳩図麩が気に入って、
絵の前から離れられませんでした。
山雪という名の通り、雪の表現が秀逸なんです。


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みんな大好き「猿猴図」
猿が水に写った月を取ろうして溺死したという
身のほどわきまえずというたとえがテーマなんですけど、
このおさるにこの後そんな悲劇が待ち受けているなんて
思いもしない茶目っ気ぷりです。
それにしても墨のぼかしだけで体毛を表現してるのがすごい!


立ち去りがたい思いをしながら博物館を後にしました。

お次は、一度作品を見ておきたかった
志村ふくみの展示を見に細見美術館へ。
博物館からだと30分くらいかな。
東大路通を北上し、東山二条を右折して左手。
なんだかとってもオシャレな美術館で、
入場券がシールなんです。
見える所に貼ってくださいって。


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工芸というものは、自然の営みに合わせないと
やっていけないんだなと痛感。
着物はとっても美しかったんだけど、
これを人が着ていたら
もっと魅力的に見えただろうなと
勝手に考えたりしました。


朝おにぎり2つしか食べてなかったので、
さすがに休みたくなって、定番のイノダコーヒーへ。
老舗の風格大!で落ち着きます。
京都はカフェ文化も盛んなのがいいですよね。

素敵なお店たちを横目にがまん!しながら
テクテク歩き、日本画絵具専門店の放光堂へ。
超老舗なのに、いつ行っても親切丁寧な対応。
ここでは本物のアイボリー・ブラックが手に入ります。
カードが使えるので大人買いしたいとこですが、
今日は時間がないので必要なものだけ買って出る。

わ!もうこの時点で18時。
今回は嵐山に住むおば宅にお邪魔するので、
これから嵐山へ向かいます。






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